秋冬の定番トップスのリブニットですが「リブニットを職場で着たら痛いと思われないかな？」と気になっている人もちらほら。
リブニットは体のラインを拾いやすいアイテムですが、選び方と着こなし方を工夫すれば、オフィスでも上品に着こなせます。
この記事では、職場でNGと思われるリブニットの条件から、上品に見える選び方、さらに体のラインを目立たせない着こなしテクニックまで詳しく解説します。自信を持ってリブニットを楽しめるようになりましょう。
リブニットは選び方と着こなし方次第で職場OK
リブニットは決して職場でNGなアイテムではありません。
むしろ、適切なものを選べば上品で洗練された印象を与えられます。重要なのは、TPOに合わせた選択と工夫です。
体にぴったりしすぎないサイズ感や、ベーシックな色合いを選ぶことで、ビジネスシーンにもマッチします。また、ジャケットやジレとのレイヤードスタイルを取り入れれば、よりフォーマルな印象に仕上がるでしょう。
職場の雰囲気や規定を確認しながら、自分に合った着こなしを見つけることが大切です。
職場で注意されるリブニットのNG条件4選
職場でリブニットを着る際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
ここでは、特に避けたいNG条件を4つご紹介します。これらを押さえておけば、「痛い」と思われるリスクを大幅に減らせますよ。
体のラインを拾いすぎるタイトなサイズ
体にぴったりしすぎるリブニットは、職場では避けた方が無難です。
特にバストやウエストのラインが強調されると、ビジネスシーンにふさわしくない印象を与えてしまいます。リブ編みの特性上、体の凹凸が目立ちやすいため、サイズ選びは慎重に行いましょう。
胸元が大きく開いたVネックやUネック
深いVネックやUネックのリブニットは、カジュアルすぎる印象になります。
職場では露出度の高いデザインは控えめにするのがマナーです。特に胸元が開きすぎていると、お辞儀をした際に下着が見えてしまう可能性もあります。
下着が透ける・響く薄手の生地
薄手のリブニットは、下着のラインや色が透けて見えることがあります。
これは職場ではかなり目立ってしまい、周囲に不快感を与える可能性も。特に白や淡い色のリブニットは透けやすいため、生地の厚みをしっかりチェックしましょう。
派手な色やラメ・ビジュー付きのデザイン
鮮やかな色やラメ入り、ビジュー装飾のあるリブニットは華やかすぎます。
職場では落ち着いた印象が求められるため、こうした装飾的なデザインは避けた方が良いでしょう。特にラメは光の加減で目立ちやすく、フォーマルな場にはそぐわない印象になります。
上品に見えるオフィスカジュアル向けリブニットの選び方
ここからは、職場で好印象を与えるリブニットの選び方をご紹介します。
これらのポイントを押さえれば、自信を持ってオフィスに着ていけるでしょう。
肉感を拾わない程よいゆとりのあるサイズ感
程よいゆとりのあるサイズを選ぶことが、上品な着こなしの基本です。
体から1〜2cm離れるくらいのフィット感がちょうど良いでしょう。ゆとりがありすぎるとだらしなく見えますが、適度な余裕があれば体のラインを拾いすぎません。
肩の位置が合っているか、袖丈が長すぎないかも重要なチェックポイントです。ジャストサイズより少し大きめを選ぶことで、エレガントな印象に仕上がります。
首元が詰まったクルーネックやハイネック
きちんと感を演出したいときにおすすめなのが、クルーネックやハイネックのリブニットです。
首元が詰まっていることで、露出を抑えながら洗練された雰囲気を作れます。特にハイネックは顔周りをすっきり見せる効果もあり、知的な印象を与えられるでしょう。
タートルネックも職場に適していますが、カジュアルになりすぎないよう素材選びに注意が必要です。
インナーが響きにくい厚手の生地
厚みのあるしっかりした生地を選ぶことで、下着の透けや響きを防げます。
ミドルゲージやハイゲージと呼ばれる編み目が細かいものは、適度な厚みがありながらもすっきり見えるのでおすすめです。手に取った時に重みを感じる程度の生地なら、透け感の心配はほぼありません。
秋冬シーズンであれば、ウールやカシミヤ混の素材も保温性と品質の両面で優れています。
黒やネイビーなどのベーシックカラー
職場では、上品さのあるベーシックカラーを選ぶのがおすすめ。
| カラー | 印象 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 黒 | 引き締まった印象で着痩せ効果も | ★★★★★ |
| ネイビー | 知的で落ち着いた雰囲気 | ★★★★★ |
| グレー | 柔らかく優しい印象 | ★★★★☆ |
| ベージュ | 女性らしく上品 | ★★★☆☆ |
黒やネイビーは合わせやすく、どんなボトムスとも相性抜群です。グレーやベージュも落ち着いた色味なら、オフィスカジュアルに取り入れやすいでしょう。
体のラインを目立たせない着こなしテクニック
リブニットを選んだら、次は着こなし方の工夫が重要です。
ここでは、体のラインを上手にカバーしながらおしゃれに見せるテクニックをご紹介します。
ジレやジャケットを重ねて縦ラインを強調
ジレやジャケットをレイヤードすることで、縦のラインが強調されます。
体のラインをカバーしながら、スタイルアップ効果もUP。特にロング丈のジレは、腰回りをさりげなく隠しつつ、洗練された印象を演出できますよ。
ジャケットは羽織るだけでフォーマル度が上がり、職場でも安心して着られるでしょう。前を開けて着ることで、抜け感のあるスタイルに仕上がります。
ジャンパースカートやサロペットのインナーに活用
リブニットをジャンパースカートやサロペットのインナーに使うのも効果的です。
この組み合わせなら、リブニットの体へのフィット感が気になりません。むしろ、リブの伸縮性が動きやすさにつながり、快適に過ごせます。
トップスとボトムスが一体化することで、ウエストラインも目立ちにくくなるでしょう。色の組み合わせを工夫すれば、おしゃれ度もUPします。
ネックレスやスカーフで視線を上に誘導
アクセサリーを使って視線を顔周りに集めるテクニックもおすすめ。
ネックレスやスカーフを首元に配置することで、自然と目線が上に向きます。これにより、体のラインへの注目を分散させられます。
シンプルなリブニットにアクセサリーを加えるだけで、華やかさもプラスできます。ただし、職場では派手すぎない上品なデザインを選ぶことを忘れずに。
リブニットの職場に関するよくある質問
ここでは、リブニットを職場で着る際によくある疑問にお答えします。
実際に悩んでいる方も多い内容ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
胸が大きい場合のカバー方法は?
胸が大きい方は、以下の工夫でカバーできます。
- ハイネックやタートルネックを選ぶ：首元を覆うことで視線が分散されます
- ダークカラーを選ぶ：黒やネイビーは引き締め効果があります
- ジャケットやカーディガンを羽織る：前を開けて着ることで縦ラインが強調されます
- 少しゆとりのあるサイズを選ぶ：ジャストサイズより余裕を持たせましょう
無理にタイトなものを選ばず、体型に合ったサイズ選びを心がけることが大切です。
タートルネックは失礼にあたる?
タートルネックはカジュアルなイメージがありますが、選び方次第でビジネスシーンにもマッチします。
リブニットのように体にフィットするタートルネックは、ジャケットやシャツ、ワンピースなどのインナーにぴったりです。
素材やデザインがシンプルで上質なものを選べば、問題なく着用できます。
会社の飲み会に着ていっても大丈夫?
会社の飲み会であれば、リブニットは問題なく着用できます。
むしろ、適度にリラックスした雰囲気を出せるアイテムとして活躍するでしょう。ただし、派手すぎる色やデザインは避け、上品な印象を保つことが大切です。
アクセサリーを少し華やかにしたり、メイクを普段より明るめにしたりすることで、オフィスとは違う印象を演出できます。職場の延長線上であることを忘れず、節度ある装いを心がけましょう。
まとめ
リブニットは選び方と着こなし方を工夫すれば、職場でも上品に着こなせるアイテムです。
体のラインを拾いすぎないゆとりのあるサイズ、首元が詰まったデザイン、厚手の生地、ベーシックカラーを選ぶことがポイントになります。さらに、ジャケットやジレを重ねたり、アクセサリーで視線を誘導したりする着こなしテクニックも効果的です。
「痛い」と思われることを恐れず、自信を持ってリブニットファッションを楽しみましょう。この記事を参考に、あなたらしい上品なオフィススタイルを見つけてください。
