ふんわりと広がる裾でお腹まわりを自然にカバーできる「ペプラムトップス」。
- 可愛いけれど、何歳まで着ていいの？
- 40代50代だと『痛い』感じになりそう
そんなお悩みを持っている人もいらっしゃるかもしれません。
でもペプラムトップスは、着るだけで女性らしさを演出できる、40代50代にこそ似合う優秀アイテムなんです。
ただし着こなしを間違えると「痛いおばさん」に見えるリスクも。
この記事では、大人世代がペプラムトップスをおしゃれに着こなすポイントを詳しく解説します。
ペプラムトップスは何歳まで？40代50代にもおすすめの理由
結論からいうと、ペプラムトップスに年齢制限はありません。
むしろ体型変化が気になりはじめる40代50代にこそおすすめしたいアイテムです。
ウエストから裾にかけてふんわり広がるデザインが、気になるお腹・下腹・腰まわりを自然にカバーしてくれます。
さらにウエスト位置が高く見えるので、脚長効果も期待できるんですよ。
最近の主流は長め丈でゆったりしたシルエット。以前のように体のラインを強調しすぎない、今っぽいデザインが増えています。
「痛いおばさん」に見える3つの原因と回避テクニック
せっかくのペプラムトップスも、選び方や着こなし次第では残念な印象になってしまいます。
ここでは避けたいポイントを具体的に解説しますね。
若作り感が出る過剰な甘さと安っぽい素材
40代以上がペプラムトップスで失敗する最大の原因は「甘すぎるデザイン」の選択です。
| 避けたいデザイン | おすすめの選び方 |
|---|---|
| フリルが多すぎる | シンプルな切り替えデザイン |
| パステルカラー全開 | ネイビー・黒・ベージュなど落ち着いた色 |
| ヨレヨレの薄い生地 | ハリ感のある上質素材 |
生地がヨレヨレだったり光沢のない素材だと、値段が高くても安っぽい印象になりがち。
大人の女性は「素材の良さ」で勝負するのが正解です。
着太りするフレアスカート合わせの全身Aライン
ペプラムトップスとフレアスカートの組み合わせは、体型カバーどころか全体的に太く見えてしまう原因になります。
上半身にボリュームのあるペプラムと、下半身も広がるAラインスカートを合わせると、メリハリがなく寸胴に見えてしまうんです。
フレアスカートなどAラインシルエットと合わせると、野暮ったい印象になりやすいので注意が必要。
全身が同じボリューム感だと、締まりがなく老けた印象を与えてしまいます。
大人の体型をきれいに見せる「Yライン」構築コーデ術
ペプラムトップスを大人っぽく着こなす最大のコツは「Yラインシルエット」を意識すること。
上半身にボリュームを出し、下半身をすっきりさせるバランスで、スタイルアップが叶います。
細身テーパードパンツやタイトスカートが最適解
ペプラムトップスは上半身にボリュームが出やすいので、ボトムスは細身でコンパクトなシルエットを選ぶのがバランスアップの秘訣。
- テーパードパンツ（特に黒やネイビー）
- スキニーデニム
- タイトスカート・マーメイドスカート
- センタープレスパンツ
スカートを合わせるなら、すっきりとしたタイトスカートやマーメイドスカートで甘さと大人っぽさのバランスがとれます。
デニムやワイドパンツで甘さを抑える引き算
ペプラムトップスの「甘さ」が気になる方は、ボトムスでカジュアルダウンするのがおすすめ。
シンプルなデニムやテーパードパンツに合わせるだけでもサマになる便利なアイテムです。
- 濃いめデニムで大人カジュアルに
- 黒のテーパードパンツできれいめに
- 小物はシンプルなレザー素材を選ぶ
- 足元はフラットシューズやローファーで抜け感を
ペプラムが華やかな分、他のアイテムは引き算するのが大人コーデの鉄則です。
ぽっちゃりお腹を自然に隠すデザインの選び方
体型カバー目的でペプラムを選ぶなら、素材とデザインにこだわることで効果が倍増します。
肉感を拾わないハリのあるジャカードやポンチ素材
薄くて柔らかい生地は体のラインを拾いやすく、かえって肉感が目立つことも。
おすすめ素材
| 素材 | 特徴 |
|---|---|
| ジャカード | 凹凸感があり肉感を拾わない |
| ポンチ | 適度な厚みとハリ感 |
| しっかりしたコットン | 着崩れしにくい |
| 上質なポリエステル | シワになりにくくきれいに見える |
ハリのある素材を選べば、お腹まわりがふんわりカバーされて自然なシルエットが作れます。
骨格に合わせて切り替え位置とVネックを選ぶ
ペプラムの「切り替え位置」は体型カバーの要となるポイントです。
切り替え位置の選び方
- 下腹が気になる方 → ウエストより少し低め（ヒップ上）の切り替え
- ウエストを強調したい方 → ジャストウエストの切り替え
- お腹全体をカバーしたい方 → 長め丈のペプラム
また、首まわりはVネックを選ぶと顔まわりがすっきり見え、縦のラインを強調できます。
ショート丈でウエストをキツめに絞ったデザインは1980年代を彷彿させるので避けるのが無難。
今っぽさを出すなら、程よいゆとりのあるシルエットを選びましょう。
まとめ
ペプラムトップスは年齢を問わず着られるアイテムです。
むしろ体型カバーが必要になる40代50代こそ、そのメリットを最大限に活かせます。
痛くならないポイントをおさらい
- 甘すぎないシンプルなデザインを選ぶ
- ハリのある上質な素材を選ぶ
- ボトムスは細身のパンツやタイトスカートでYラインを作る
- フレアスカートとの全身Aラインは避ける
- 切り替え位置とVネックで体型に合わせる
大人だからこそ似合う着こなしで、ペプラムトップスを楽しんでみてくださいね。
