「涼しい格好をしたいけれど、だらしなく見えないか心配」と感じることはありませんか。
暑い日が続くと、少しでも涼しい服を選びたくなりますよね。
でも「軽装すぎて浮かないかな」「TPOに合っていないと思われないかな」と、つい手が止まってしまう。
そんな経験をしたことがある方は、きっと少なくないはずです。
実は今、「きちんと見える服装」の基準そのものが変わってきています。
この記事では、最新の調査データをもとに、涼しさと清潔感を両立させる40代の服選びのコツをわかりやすく解説します。
参考にした調査データ

「きちんと見える」の基準は、もうフォーマルさだけじゃない

まず知っておきたいのが、「きちんと見える服装」の中身が変わってきているということです。
株式会社オンワードホールディングスが2026年7月に発表した調査によると、仕事服が「きちんと見える」要素として最も多く選ばれたのは「清潔感」で62.3%。
一方、「フォーマルさ」を挙げた人はわずか16.7%で、最も少ない結果でした。
つまり猛暑の夏は、スーツやジャケットのようなかっちりした服よりも、清潔感のある服装のほうが「きちんとした人」という印象を与えやすいということです。
「快適さも身だしなみの一部」と考える人は65.1%に、清潔感重視へと意識がシフトした人は61.0%にのぼりました。

軽装への抵抗感は、実はもう減っている

「涼しい服を着ると、周りにだらしないと思われないか」という不安。
これも、実はデータで見ると和らいできているようです。
同調査では、軽装への抵抗感が「減った」と答えた人が52.3%にのぼりました。
特に20代では74.3%が抵抗感の減少を実感しており、世代を問わず「涼しさを優先してもいい」という空気が広がりつつあることがうかがえます。
昔の「きちんと感」の感覚のまま服を選び続けていると、必要以上に厚着をして疲れてしまうことにもなりかねません。
Soleil編集部今の基準にアップデートしていくことが、暑い季節を快適に過ごす第一歩です。
服の不快感は、思っている以上に毎日に影響している


「暑くても、我慢すればいいか」と思っていませんか。
実はその我慢、日々のパフォーマンスにも影響しているようです。
同調査では、仕事服の不快感について何らかの影響を実感している人が92.9%にのぼりました。
具体的な影響として多かったのが、次の3つです。
| 影響 | 割合 |
|---|---|
| 疲れやすい | 47.1% |
| 人目が気になる | 43.3% |
| 集中しにくい | 40.1% |
暑さで不快な服を着ていると、見た目だけでなく気分や集中力にも響いてしまう。
だからこそ、涼しさを優先した服選びは「甘え」ではなく、快適に過ごすための工夫と言えそうです。
清潔感を演出する服選び、ポイントは素材にあり


では、涼しくても清潔感を保つには、どんな服を選べばよいのでしょうか。
同調査で「高くても選びたい」と回答が多かった機能は、次の3つでした。
| 機能 | 回答率 |
|---|---|
| 自宅で洗える | 49.9% |
| 接触冷感 | 45.8% |
| 速乾性 | 44.5% |
自宅で洗える素材なら、汗をかいてもすぐに洗濯できて清潔さを保ちやすくなります。
接触冷感の素材は肌に触れたときにひんやりと感じられ、見た目にも涼しげな印象を与えてくれます。


速乾性のある素材は汗じみやよれが出にくく、シワになりにくいものを選べば「きちんと感」もキープしやすくなります。
おすすめは、綿麻混や接触冷感加工のブラウス、ノーアイロンで済むシャツ素材など、お手入れのしやすさを基準に選ぶことです。
40代の白シャツ・ブラウスコーデ完全ガイドでも、涼しく清潔感のある着こなし方を詳しく紹介しています。
涼しくてもきちんと見えるコーデの小さなコツ


素材選びに加えて、コーデのちょっとした工夫でも「きちんと感」はぐっと変わります。
- 色は白・生成り・淡いブルーなど、清潔感を感じさせるトーンを選ぶ
- 暗い色を選ぶときは暑くないか素材に注目して
- 半袖でも、襟付きやハリのある素材なら涼しくても引き締まって見える
- 汗ジミが気になる部分は、少しゆとりのあるシルエットでカバーする
- アクセサリーや小物を一点足すと、軽装でも「抜け感」ではなく「きちんと感」に見える
全部を頑張って揃える必要はありません。
まずは着用頻度の高い1〜2枚を、洗いやすく涼しい素材に置き換えることから始めてみてください。
季節ごとのコーデの組み立て方は、40代の夏コーデ完全ガイドでも幅広く紹介しています。
まとめ:涼しさを選ぶことは、もう「きちんと」の一部です
今回の調査からわかったことを、3つに整理します。
- 「きちんと見える」の基準は、フォーマルさより清潔感が重視される時代になっている
- 軽装への抵抗感は世代を問わず減ってきており、涼しさを優先しても浮きにくい
- 清潔感は「自宅で洗える」「接触冷感」「速乾性」といった素材選びで演出できる
暑い季節に無理をして厚着をする必要はありません。
涼しさを選ぶことは、今の時代のきちんとした身だしなみの一部です。
素材選びとちょっとした工夫で、暑い日も心地よく、きちんと見える着こなしを楽しんでいただけたら嬉しいです。










