40代低身長でぽっちゃり体型だと、冬のおしゃれに悩みがちですよね。
防寒のために重ね着すると着膨れして見えたり、体型を隠そうとすると野暮ったくなったり。
でも大丈夫です。
ちょっとしたコツを押さえるだけで、冬でもすっきり見えて、年齢に合った上品なスタイルが完成します。
この記事では、低身長なぽっちゃりさんが実践できる着痩せテクニックと、大人コーデをご紹介します。
脱おばさん！低身長なぽっちゃりさんの着こなしのコツ
低身長でぽっちゃり体型の方は、全体のバランスとシルエット作りが重要です。
身長が低いと横幅が目立ちやすく、ぽっちゃり感が強調されてしまいますが、視線を縦に誘導するテクニックを使えば、すっきりとした印象に変わります。
ここでは、おばさんっぽく見えない着こなしの基本を3つお伝えします。
ウエストの位置を高めに見せる
ウエストの位置を高く見せることで、脚長効果が生まれます。
トップスをボトムにインする、ハイウエストのパンツやスカートを選ぶなど、工夫次第で身長が低くても縦長のシルエットが作れるんです。
特に40代の方には、ベルトでさりげなくウエストマークするのがおすすめ。
きちんと感も出て、カジュアルすぎない大人の着こなしが完成します。
ただし、太めのベルトは逆にウエスト部分が強調されすぎることもあるので、細めのベルトを選びましょう。
メリハリのあるシルエット
上半身と下半身のバランスを意識すると、着痩せ効果が高まります。
トップスをゆったりめにしたら、ボトムはタイトに。
逆に、ボリュームのあるボトムを履くなら、トップスはコンパクトにまとめましょう。
全身をダボダボにすると体型が隠れそうに思えますが、実際は逆効果です。
メリハリをつけることで、どこがスリムかを明確にして、全体をすっきり見せられますよ。
色使いでもメリハリをつけるのが効果的です。
たとえば、ブラックやネイビーなどの引き締めカラーを気になる部位に使うと、視覚的にスリムな印象になります。
縦のIラインを効かせてすっきり
縦のラインを強調すると、低身長でもすらりとした印象を作れます。
ロングカーディガンやストール、センタープレスのパンツなど、縦のラインを意識したアイテムを取り入れましょう。
コートもミディアム丈を選ぶことで、縦長効果が生まれます。
ただし、ロング丈すぎるとバランスが悪くなるので、膝下〜ふくらはぎくらいの長さがベストです。
そのほか、縦ストライプの柄も視線が自然と上下に動き、スタイルアップして見えるのでおすすめです。
肉感を拾わずスッキリ見せる神アイテムの選び方
着痩せコーデの成功は、アイテム選びで8割決まります。
ぽっちゃり体型をカバーしながらも、トレンド感のある洗練されたスタイルを作るには、素材とデザインの両方にこだわることが大切です。
ここでは、低身長なぽっちゃりさんの体型を美しく見せる神アイテムを3つご紹介します。
脚長効果抜群のセンタープレス入パンツ
センタープレスが入ったパンツは、低身長さんの強い味方です。
プレスラインが縦のラインを作り、脚をすらりと長く見せてくれます。
特にテーパードシルエットは腰回りにゆとりがあり、裾に向かって細くなるデザインなので、下半身のラインを拾いにくいんです。
ハイウエストデザインを選べば、さらに脚長効果がアップ。
色はブラック、ネイビー、チャコールグレーなどの濃色を選ぶと引き締まって見えます。
顔周りをシャープにするVネックやキーネックのトップス
首元のデザインは、顔周りの印象を大きく左右します。
Vネックやキーネックのトップスを選ぶと、首が長く見えて顔周りがすっきりします。
特に冬はタートルネックを着たくなりますが、首が詰まっていると顔が大きく見えてしまうことも。
低身長の方は特に、首元が開いたデザインがおすすめです。
ハイゲージのニットなら、Vネックでも冬らしい温かみがあり、上品な印象になります。
寒い日は、インナーで調整したり、ストールを巻くと防寒もばっちりです。
お腹と腰回りをカバーするフレアスカートやプリーツスカート
ふんわり広がるフレアスカートやプリーツスカートは、お腹周りや腰回りを自然にカバーしてくれます。
ウエストから裾に向かって広がるシルエットが、下半身のボリュームを目立たせません。
とろみのある落ち感のある素材やハリのある素材など、体に沿いすぎずきれいなラインが出るものを選びたいですね。
丈はひざ下〜ミディ丈がベストです。
長すぎると身長が低く見えてしまうので、バランスに注意しましょう。
トップスはコンパクトにまとめてウエストインすると、メリハリが生まれて全体のバランスが整いますよ。
【冬の悩み解決】着膨れ回避の大人カジュアルコーデ実例
実際のコーディネート例を見ると、イメージが湧きやすくなります。
ここでは、着膨れしがちな冬でもすっきり見える具体的なスタイリングをご紹介します。
どれも40代の方に似合う、大人っぽくて上品なカジュアルコーデです。
ショート丈ダウンコートとナロースカートの黄金比バランス
ショート丈のダウンコートは、低身長さんにぴったりのアイテムです。
腰くらいまでの長さなら、ボリュームがあっても脚が長く見えます。
ボトムには、すっきりとしたナロースカートを合わせましょう。
ナロースカートは縦のラインを強調してくれるので、全体のバランスが整います。
足元はショートブーツやローファーで、足首を見せると抜け感が出ます。
ダウンの色はダークトーンを選ぶと、膨張して見えずスタイリッシュです。
インナーの色を統一した縦長レイヤードスタイル
重ね着するときは、インナーの色を統一すると縦のラインが生まれます。
たとえば、ブラックのタートルネック、ブラックのパンツというワントーンコーデにベージュやキャメルのロングベストを重ねると、Iラインが強調されます。
色を統一することで視線が分断されず、すらりとした印象になるんです。
ただし、全身真っ黒だと重たく見えたり小さく見えたりこともあるので、小物やインナーで差し色を入れましょう。
首元にスカーフを巻いたり、白いシャツを襟だけ見せたりすると、顔周りが明るくなりますよ。
ハイゲージニットとストールですっきり見せる
シンプルなハイゲージニットに、大判ストールを縦に垂らすコーディネートは、自然な縦ラインができて着痩せ効果があります。
ボトムはデニムやチノパンなど、カジュアルなアイテムでOKです。
センタープレスのパンツを合わせれば、よりきれいめな印象に。
ハイゲージニットは薄手なので、重ね着してもモコモコせずすっきり着られますよ。
色の組み合わせは、ニットをベージュやグレーなどの明るい色にして、ボトムをダークトーンにするとメリハリが生まれます。
ストールも無地だけでなく、チェック柄やストライプ柄を選ぶと、アクセントになります。
寒い日は、その上からショート丈のアウターを羽織っても素敵です。
低身長なぽっちゃりさんがやってはいけないNGコーデ
良いコーデを知るのも大切ですが、NGコーデを避けることも重要です。
うっかりやってしまいがちな着こなしが、実は体型を強調してしまうことも。
ここでは、低身長なぽっちゃりさんが避けたいコーディネートを3つご紹介します。
全身ダボダボのオーバーサイズ
体型を隠したいからといって、全身ゆったりサイズにするのは逆効果です。
どこが細いのか分からず、全体的にボリュームが増して見えてしまいます。
特に低身長の方は、服に着られている印象になりがちです。
オーバーサイズのトップスを着たいなら、必ずボトムはタイトにするか、トップスをウエストインしましょう。
メリハリをつけることで、おしゃれなこなれ感が出ます。
トレンドのビッグシルエットも、上下どちらか一方に留めるのがポイントですよ。
子供っぽく見えるロゴパーカー
カジュアルなロゴパーカーは、40代には子供っぽく見えることがあります。
低身長だと余計に幼い印象になってしまい、おばさんというよりも「おばちゃん」に見えてしまうことも。
カジュアルなアイテムを取り入れたいなら、無地のパーカーやシンプルなデザインを選びましょう。
きれいめのパンツやスカートと合わせて、大人のカジュアルスタイルに仕上げるのがコツです。
どうしてもロゴアイテムを着たい場合は、小さめのロゴやブランドロゴなど、上品なデザインを選んでくださいね。
40代らしい落ち着いた雰囲気を大切にすると、年齢に合ったおしゃれが楽しめます。
重たく見えるワイドパンツ
ワイドパンツはトレンドアイテムですが、低身長なぽっちゃりさんには難易度が高いアイテムです。
特に厚手の生地や、ウエストから裾まで同じ幅のワイドパンツは、下半身が重たく見えてしまいます。
ワイドパンツを履くときは、トップスは必ずコンパクトにまとめましょう。
テーパードシルエットやセミワイドなど、裾に向かって細くなるデザインの方が、低身長さんにはおすすめです。
素材も、ハリのあるしっかりした生地を選ぶと、きれいなシルエットを保てますよ。
まとめ
40代低身長ぽっちゃりさんの冬コーデは、3つのポイントを押さえれば大丈夫です。
- ポイント1：縦のラインとメリハリを意識する
- ウエスト位置を高く見せる、Iラインシルエットを作る、上下のバランスを整えることで、すらりとした印象が生まれます。
- ポイント2：体型をカバーする神アイテムを選ぶ
- センタープレスパンツ、Vネックトップス、Aラインスカートなど、肉感を拾わずスタイルアップできるアイテムを味方につけましょう。
- ポイント3：NGコーデを避けて大人の品を大切に
- 全身ダボダボ、子供っぽいロゴアイテム、重たいワイドパンツは避けて、年齢に合った上品なスタイルを心がけてください。
トレンドも取り入れながら、自分に似合うコーディネートを楽しんでくださいね。
ちょっとした工夫で、冬のおしゃれがもっと楽しくなりますよ。
