モッズコートを着る際、後ろの紐やウエストの紐の処理に悩んでいませんか?
実は、この紐にはちゃんとした役割があり、結び方次第でスタイルの印象も大きく変わるんです。内側に隠して結ぶか、外側でリボン結びにするか、あるいは垂らして見せるか。着こなし方は自由自在。
今回は、モッズコートの紐の基本的な処理方法から、おしゃれな結び方、邪魔な場合の対処法まで詳しくご紹介します。
モッズコートの紐の役割と名称

モッズコートには複数の紐が付いていますが、それぞれに名称と役割があります。
正しく理解することで、より使いこなしやすくなるでしょう。
裾の紐はフィッシュテール用コード
裾部分にある紐は「フィッシュテール用コード」と呼ばれます。
モッズコートの特徴的な後ろ裾の魚の尾のような形状を「フィッシュテール」と言い、この部分を調整するための紐なのです。
元々はミリタリー仕様で、防寒や動きやすさを考慮した機能的なデザインでした。
現代のファッションでは、スナップボタンで留めて収納したり、あえて垂らしてカジュアルに着こなすこともできます。
ウエストの紐はドローコード
ウエスト部分にある紐は「ドローコード」と呼ばれます。
この紐の本来の目的は、ウエストを絞ってシルエットを調整すること。
また、風の侵入を防ぎ、防寒性を高める機能も持っています。
前面だけでなく、後ろ側にも紐が出ているデザインが一般的です。
結ぶことでメリハリのあるスタイルを作れますし、ゆったり着たい時は結ばずに使用することもできます。
裾の紐(フィッシュテール)の使い方と結び方

裾部分のフィッシュテールも、使い方次第で印象が変わります。
機能性とデザイン性、どちらを重視するかで選びましょう。
基本の結び方
多くのモッズコートには、フィッシュテール部分にスナップボタンが付いています。
基本の留め方
- スナップボタンで固定する
- 紐は軽く片リボン結びにするか、ボタンで留める
軽く絞るとすっきりとしたシルエットになり、風の侵入を防げます。
また、シルエットの変わるので、すっきりと見せたいときにも紐を絞って調節すると良いでしょう。
紐が邪魔な場合や不要な場合の対処法
どうしても紐が気になる場合は、取り外しや固定する方法もあります。
自分好みにカスタマイズして、快適に着用しましょう。
紐を完全に取り外す方法
紐が不要だと感じる場合は、完全に取り外すことも可能です。
取り外す手順
- 紐が通っている穴を確認
- 紐を引き抜く(穴から完全に外す)
- 穴が気になる場合は、内側から布で塞ぐ
ミニマルなデザインが好みの方や、紐のわずらわしさから解放されたい方におすすめです。
取り外した紐は保管しておくと、後で付け直すこともできます。
コードストッパーの活用
紐の長さ調整が面倒な場合は、コードストッパーの使用が便利です。
100円ショップや手芸店で購入できるコードストッパーを紐に通せば、ワンタッチで長さ調整が可能になります。
| アイテム | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|
| プラスチック製 | 軽量で目立たない | 100〜300円 |
| 金属製 | 高級感がある | 300〜800円 |
| トグル式 | おしゃれなデザイン | 200〜500円 |
紐を結ぶ手間が省けるだけでなく、見た目もすっきりとまとまります。
まとめ
モッズコートの紐は、それぞれに役割と名称があり、処理方法も様々です。
ウエストのドローコードは、内側で結ぶ・外側で結ぶ・垂らすの3つの基本スタイルがあります。
裾のフィッシュテール用コードは、スナップボタンで収納するか、絞って結ぶかを選べるでしょう。
紐が邪魔な場合は、取り外したりコードストッパーで固定する方法もあります。
自分の好みやシーンに合わせて、最適な処理方法を見つけてください。
紐の使い方一つで、モッズコートの印象は大きく変わります。いろいろな結び方を試して、自分らしい着こなしを楽しみましょう。




