カーキに合う色と合わない色｜カーキを使ったコーデ春夏秋冬

ミリタリーやカジュアルといったテイストのアイテムによく登場する「カーキ」。

カーキとはもともと「土ぼこり」を意味する色で、軍服に使われていた色で、淡い茶色（ベージュに近い）を指しますが、軍服つながりで迷彩服に使われるグリーン系もカーキと言われます。

どちらかといえばメンズライクな色で、おしゃれな雰囲気がありますよね。

ではカーキ色はどんな色と合うのか、おしゃれコーデを参考にして、合う色合わない色を見ていきます。

カーキに合う色 No.1「白」

いろんな色と合わせられる白は、カーキとの相性もばっちりです。

くすんだカーキに白を合わせると、さわやかさや清潔感が出るので、大人女子にぴったりな色合わせ。

春夏はクリーンな真っ白、秋冬は柔らかなオフホワイトと合わせるといいですね。

カーキと白を使ったおしゃれコーデ

wear

フェミニンな白のワンピースにカーキのベストを重ねたカジュアルなコーディネートです。

暗めのカーキがふんわりワンピースを引き締めるスパイスになってくれていますね。

wear

カーキのパンツを使ったシンプルコーデに白のスプリングコートを羽織って。

濃いめのカーキも、明るい色を多めに足したら春っぽくなりますね。

wear

ロングスカートはカーキの分量が多くなるので、シアーな白のニットで上半身を軽めに。

wear

カーキのコートのインナーに白ニットを合わせたら、着こなしが明るくなりますね。

カーキに合う色 No.2「黒」

引き締めカラーの黒を合わせると、カーキがグッとカッコよくなります。

大人カジュアルな着こなしに合わせたい色合わせです。

カーキのトップスに黒のボトム、黒のトップスにカーキのボトム、どちらも失敗がない鉄板な色合わせです。

カーキと黒を使ったおしゃれコーデ

wear

カジュアルなカーキのカーゴパンツを黒トップスで女性らしく。

デコルテを見せて抜け感をプラスした、重くならない春っぽコーデです。

wear

淡いカーキのスカートに黒のTシャツを合わせて、ぼんやり見えない夏コーデ。

ふんわり広がるガーリーなシルエットのスカートも、カーキなら子どもっぽくなりませんね。

wear

カーキと黒のかっこいい色合わせなら、シンプルコーデも寂しく見えない！

2色でまとめた着こなしは、「大人っぽさ」と「おしゃれ感」の両方を感じさせてくれます。

wear

ドレッシーになりがちな黒のワンピースを、カーキのアウターでカジュアルに。

足元にはスニーカーを合わせて抜け感をプラス。

カーキに合う色 No.3「ベージュ」

カーキとベージュはとても近い色なので、合わせやすいですね。

色が近くてなじむ分、ぼやけて見えてしまうこともあるので、プラス1色足したり小物でアクセントをつけるのがおすすめです。

カーキとベージュを使ったおしゃれコーデ

wear

カーキのワイドパンツにサンドベージュのトップスを合わせたコーディネート。

カーキの硬さを、ソフトな質感と色味のトップスが和らげてくれます。

wear

カーキのナロースカートに合わせたベージュのリネンブラウスのナチュラルな雰囲気が夏らしいですね。

wear

濃いめのベージュとカーキを合わせて。

ざっくり感がカジュアルなニットと、裾がダブルのカーキパンツを合わせた都会的な印象の着こなしです。

wear

ベージュのスカートとカーキのコートのコーディネートは、インナーの白シャツでさわやかさをプラス。

wear

カーキとベージュのくすみカラーコーデは、バッグやシューズの黒を効かせてぼやけない着こなしに。

カーキに合う色 No.4「ブルー」

アースカラーのカーキは、空や海のようなブルーとよく合います。

きれいめブルーや大人っぽいネイビー、カジュアルなデニムなど、いろんなタイプのブルーと合わせられますよ。

カーキとブルーを使ったおしゃれコーデ

wear

カーキのボトムとデニムジャケットは間違いない組み合わせ。

淡いカーキから濃いめのカーキまで、どんなカーキでもおまかせです。

wear

さわやかマリンなブルーのボーダーシャツにカーキのスカートを合わせて。

wear

ネイビーとカーキのボーイな色合わせは、大人カジュアルなおしゃれにぜひ取り入れたい！

カーキに合う色 No.5「グレー」

くすみカラー同士でしっくりなじむカーキとグレー。

落ち着いた印象で、特に秋冬のコーデに合う色合わせです。

甘めなコーデよりメンズっぽい辛口なコーデが好みの方におすすめです。

カーキとグレーを使ったおしゃれコーデ

wear

カジュアルなカーキが、シックなグレーの効果でエレガントに。

アクセサリーや華奢なシューズを合わせて、秋のお出かけコーデが完成します。

wear

スイートなティアードスカートを使ったコーデも、カーキとグレーの配色ならラフな雰囲気になりますね。

wear

単調で地味に見えがちなグレーのコート。カーキのパンツを合わせたら、着こなしに変化が出せますね。

カーキに合う色 No.6「赤系」

花や国旗でもよく見る緑と赤の色合わせ。

赤やオレンジ、ピンクなどの赤系の色は、カーキにぜひ合わせたい色です。

カーキコーデに赤系を差し色にするコーディネートは温かみがあり、特に秋冬に採用されます。

メンズっぽいカーキに赤系の色を合わせることで、パッと明るく華やかな印象になりますよ。

カーキと赤系を使ったおしゃれコーデ

wear

温かみのある朱赤とカーキは、秋冬にお似合いの色合わせです。

アウターからちらりと朱赤を見せて、おしゃれ度高めな着こなしに。

wear

カーキのアウターから見える赤が着こなしのアクセントに。

赤とカーキの両方と相性がいいデニムを合わせたら、コーデがおしゃれにまとまります。

wear

カーキのパンツにピンクのシャツで甘さを足して。

シンプルなワンツーコーデは、これくらい華のある色合わせがいいですね。

wear

ピンクとカーキの彩度低めな色合わせは、色物だけれど落ち着いた雰囲気になりますね。

ほんのり甘さを感じる大人可愛い着こなしは、秋冬にぴったり。

カーキに合わない色はある？

カーキは合わせやすい色で、相性が悪い色はあまりないのですが、「合わせるのが難しい」と感じる色はあります。

ベージュやパステル系は、カーキと合わせたときにぼやけてしまう場合があり、コーデが難しいと感じるかもしれません。

また、くすんだカーキと彩度高めな鮮やかな色は、なじまないので難しい場合も。

でも、どちらもまったく合わないわけではないので、工夫次第でおしゃれに取り入れられますよ。

ぼやけて見える色合わせは引き締めカラーをプラスして

たとえばカーキとベージュの色合わせは、どちらもくすんでいて、そのままだとぼやけて見えてしまいます。

ベルトやサンダルの黒がピリッとコーデを引き締めてくれると、カッコよく決まりますね。

引き締めカラーには黒のほか、真っ白やネイビーといったベーシックカラーがおすすめ。

あとは赤やオレンジなどまったく異なる色も、差し色として使えます。

原色は少しくすんでいると意外となじむ

鮮やかな色は差し色に使うほか、少しくすんでいれば意外とカーキとなじむので普通に合わせられます。

カーキと赤、オレンジ、ピンク、イエローなどの色合わせは、花柄でも使われるので、一見派手かな？と思うかもしれませんが、意外と自然なんです。

本気なミリタリーにならないようにしてカーキを着こなそう

カーキは元々ミリタリーウェアやワークウエアで使われる色なので、コーデによっては軍人っぽくなったり労働者っぽくなったりしてしまいます。

• フェミニンなアイテムを合わせる
• 華奢なシューズを合わせる
• 艶感のある服を合わせる
• シアーな素材のアイテムを織り交ぜる

などなど

どこかに「甘さ」「フェミニン」「女性らしさ」「きれいめ」を感じるアイテムや色を合わせたコーディネートを目指すといいでしょう。