子どもの入学式にベージュのスーツを着て行きたいけれど、「ベージュは地味?」「写真に写ったときおかしくない?」と悩んでいませんか?
結論から言うと、入学式にベージュはまったくマナー違反ではありません。
むしろ春らしい華やかさがあり、多くのママから選ばれている人気カラーです。
ただし、素材選びや小物との組み合わせ次第で、上品にも地味にも見えてしまうのがベージュの難しさ。
この記事では、入学式にふさわしいベージュコーデのポイントと、おすすめアイテムをご紹介します。
入学式にベージュはマナー違反ではない【写真映えする王道色】

入学式は子どもの新しい門出を祝う、明るく華やかな式典です。
そのため、ベージュやアイボリー、ライトグレーなどの明るいカラーは入学式にぴったりの選択といえます。
実際、卒業式では落ち着いたダークカラーが好まれますが、入学式ではむしろ明るい色が定番。
ベージュは肌なじみがよく、顔色を明るく見せてくれる効果もあります。
集合写真でも悪目立ちせず、春の陽光の下で上品な印象を与えてくれますよ。
白飛びや肌着見えを防ぐベージュアイテムの選び方
ベージュを選ぶときに気をつけたいのが、「白に近すぎるベージュ」や「薄すぎる素材」です。
写真撮影で白飛びしたり、下着が透けて見えたりする失敗を避けるためには、素材選びがポイントになります。
失敗しないベージュの選び方
| 選び方のポイント | 理由 |
|---|---|
| ツイード素材 | 凹凸のある生地が光を分散し、上品な印象に |
| グレージュ(グレー×ベージュ) | 肌なじみが良く、白飛びしにくい |
| 裏地付きのジャケット | 透け感を防ぎ、きちんと感もアップ |
| 織り柄や光沢のある素材 | のっぺりせず、立体感が出る |
特にツイード素材は、入学式らしい華やかさと上品さを兼ね備えているためおすすめです。
地味見えしない入学式のベージュコーデのポイント
ベージュは一歩間違えると「地味」「ぼんやり」した印象になりがちです。
ここでは、入学式で好印象を与えるコーディネートのコツを解説します。
色の濃淡で全身ベージュでもぼやけない

全身ベージュでまとめる場合は、トーンの異なるベージュを組み合わせることがポイントです。
たとえばジャケットはやや濃いめのキャメル寄りベージュ、インナーは淡いアイボリーにすると、メリハリが生まれます。
同じ色味でも生地の質感を変えるとさらに効果的。
ツイードジャケット×サテンブラウスのように、マットな素材と光沢のある素材を組み合わせると、奥行きのあるおしゃれなスタイルに仕上がります。
手持ちの黒パンツにベージュジャケットを合わせてクールに

「わざわざ全身買い揃えるのはもったいない」という方におすすめなのが、手持ちの黒パンツを活用する方法です。
ベージュのジャケットに黒のテーパードパンツを合わせれば、コントラストがはっきりして洗練された印象に。
パンツスタイルは動きやすさも抜群なので、式典後の教室移動や写真撮影もスムーズにこなせます。
足元は黒のパンプスで統一すると、よりすっきりとしたシルエットが完成しますよ。
ボウウタイブラウスコーデを使って華やかさをプラス

シンプルなベージュジャケットを選んだ場合は、インナーで華やかさを演出しましょう。
特におすすめなのがボウタイブラウス。
首元のリボンが顔周りを華やかに見せ、入学式らしい特別感を出してくれます。
ブラウスの色はオフホワイトやペールピンクなど、ベージュとなじむ淡い色がベスト。
ジャケットを脱いでもきちんと感があるので、式典後の謝恩会や食事会にも対応できます。
バッグと靴は黒で統一してメリハリをつけて引き締める

ベージュコーデを上品に仕上げる最大のコツは、小物使いにあります。
バッグと靴を黒で統一すると、全体がぐっと引き締まり、こなれた印象に。
ベージュ×黒の組み合わせはコントラストがきれいで、写真映えも抜群です。
アクセサリーはパールのネックレスやイヤリングを選ぶと、フォーマル感がさらにアップ。
派手すぎず上品な華やかさを演出できます。
入学式におすすめ!上品できちんと見えるベージュアイテム
ここからは、入学式にぴったりのベージュアイテムをご紹介します。
さまざまな価格帯から厳選したので、ぜひ参考にしてください。
UNITED ARROWS green label relaxing:ダブルクロス ダブル ジャケット ウォッシャブル ストレッチ
人気セレクトショップ「グリーンレーベルリラクシング」の定番ジャケットです。
やわらかなタッチのダブルクロス生地は、秋から春まで3シーズン着用可能。
ストレッチが効いているので動きやすく、手洗いできるのも嬉しいポイント。
ダブルジャケットのデザインはきちんと感がありながら、ゆったりしたシルエットでリラックスして着られます。
同素材のパンツやスカートとセットアップでの着用もおすすめです。
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INDIVI:【上品光沢/セレモニー/SETUP可能】切り替えデザインジャケット
シルキーな光沢が美しい、セレモニー向けのノーカラージャケット。
衿ぐりから前立てにかけての切り替えデザインが、顔周りをすっきりと見せてくれます。
高いストレッチ性で楽な着心地なのに、シワになりにくいイージーケア仕様。
袖口はターンバックできるので、着こなしに変化をつけられるのも魅力です。
同素材のワンピースとのセットアップで、より特別感のある装いが完成します。
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ANY SIS:リップルボーダーストレッチ ジャケット
上品なツイード素材のノーカラージャケットです。
華美すぎないラメブレードが、セレモニーシーンにふさわしい華やかさをプラス。
ストレッチ入りで快適な着心地を実現しながら、軽やかで肩がこりにくい生地感も魅力です。
2025年版は昨年よりアームホール形状を改良し、腕周りの窮屈感を軽減。
顔合わせや食事会など、きれいめな装いが求められるシーンでも活躍します。
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DoCLASSE(ドゥクラッセ):ツイーディジャカード・異素材コンビジャケット

(こちらはベージュよりも明るくオフホワイトですが)40代・50代の女性に支持されるドゥクラッセの、コストパフォーマンス抜群なジャケット。
ストレッチの効いたツイード調素材を使用し、快適な着心地とパーティ映えする華やかさを両立しています。
衿と袖には取り外し可能なオーガンジーフリル付き。
フリルをつければドレッシーに、外せばデニムとも合うきれいめカジュアルスタイルに変身できます。
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AddRouge:スーツ レディース フォーマル ワンピース
ジャケットとAラインワンピースの2点セットで、お得に入学式コーデが完成するセレモニースーツ。
シンプルなカラーレスジャケットは、きれいめシルエットが際立つデザインです。
ワンピースはウエストタック入りのフレアシルエットで、華やかさと女性らしさを演出。
5号から23号までの豊富なサイズ展開で、小柄な方から大きいサイズの方まで対応しています。
初めてのセレモニースーツを探している方や、予算を抑えたい方にぴったりです。
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卒業式にベージュスーツを着回すためのアレンジ方法
せっかく買ったベージュスーツ、入学式だけで終わらせるのはもったいないですよね。
卒業式にも着回すためのアレンジ術をご紹介します。
ジャケットをネイビーや黒に変えて厳粛な雰囲気を演出

卒業式は入学式に比べて厳かな雰囲気が求められます。
ベージュのワンピースやスカートはそのまま活かし、ジャケットだけをネイビーや黒に変えてみましょう。
ダークカラーのジャケットを1枚持っておくと、入卒だけでなく授業参観や学校行事にも使えて便利です。
ベージュとネイビーの組み合わせは品がよく、大人の女性にぴったりのコントラストを生み出します。
インナーと小物をダークカラーにして落ち着きをプラス

ジャケットを買い足すのが難しい場合は、インナーと小物を変えるだけでも印象が変わります。
入学式では白やアイボリーのインナーを、卒業式ではネイビーや黒に変更。
バッグや靴、コサージュも落ち着いた色味を選ぶと、同じベージュジャケットでもぐっとシックな印象になります。
アクセサリーはゴールドよりもシルバーやパールを選ぶと、フォーマル感が増しますよ。
まとめ
入学式でベージュを着ることはマナー違反ではなく、むしろ春らしい華やかさで好印象を与える王道カラーです。
失敗しないポイントは、ツイードやグレージュなど素材や色味にこだわること、そしてバッグと靴を黒で統一してメリハリをつけること。
今回ご紹介したアイテムは、どれも入学式らしいきちんと感と着心地の良さを兼ね備えた厳選品です。
ぜひお気に入りの1着を見つけて、お子さまの晴れの日を素敵な装いで迎えてくださいね。







