ハイゲージとミドルゲージの違いとは?暖かさ・選び方を解説

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ハイゲージとミドルゲージの違いとは?暖かさ・選び方を解説

ニット選びで「ハイゲージ」や「ミドルゲージ」という言葉を見かけたことはありませんか?

これらは編み目の密度を表す専門用語で、見た目や暖かさ、着こなしに大きく影響します。

この記事では、それぞれの特徴や選び方をわかりやすく解説していきます。自分のスタイルに合ったニットを見つけて、秋冬のおしゃれを楽しみましょう。

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一目でわかるハイゲージ・ミドルゲージ・ローゲージの違い

ニットの「ゲージ」とは、編み機の針の密度を表す単位です。

1インチ(約2.54cm)の間に何本の針があるかで分類されます。

ゲージ数が大きいほど編み目が細かく、小さいほど粗くなるのが特徴です。

ハイゲージミドルゲージローゲージ
ゲージ数12G以上7~10G5G以下
編み目細かく密中間粗くざっくり
厚さ薄手程よい厚み厚手
見た目の印象上品・スマートバランス型温かみ・立体感
適したシーンビジネス、きれいめカジュアル、デイリーリラックス、休日

それぞれのゲージには明確な個性があり、着用シーンによって使い分けることが大切になります。

ニットの暖かさはゲージで決まる?保温性の違いを解説

ニットの暖かさはゲージで決まる?保温性の違いを解説

「ゲージが違うと暖かさも変わるの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。

実は、ゲージによって保温性の仕組みが異なります

ハイゲージニット

編み目が密なため、風を通しにくく防寒性に優れています。

薄手でも見た目以上に暖かく、インナーとして重ね着することでさらに保温効果が高まるのです。

ミドルゲージニット

程よい厚みがあり、1枚でも十分な暖かさを感じられます。

空気を適度に含むため、保温性とコーディネートのしやすさを両立したバランスの良いタイプです。

ローゲージニット

太い糸でざっくり編まれているため、空気の層をたっぷり含みます。

その結果、3つのゲージの中で最も暖かく、真冬のアウターなしでも着られるほどの保温力があります。

ただし、素材(ウール、カシミヤ、アクリルなど)によっても暖かさは大きく変わるため、ゲージだけで判断せず、素材との組み合わせを意識することが重要です。

ハイゲージとミドルゲージの最適な選び方

ハイゲージとミドルゲージの最適な選び方

ニット選びで迷ったら、着用シーンをイメージしてみましょう。

ハイゲージとミドルゲージは、それぞれ得意とするスタイルが異なります。

ビジネスシーンやきれいめコーデはハイゲージ

ハイゲージニットは、編み目が細かく滑らかな質感が特徴です。

スーツやジャケットのインナーとして使いやすく、ビジネスシーンでも違和感なく着用できます

薄手なのでコートの下に着てもかさばらず、スマートなシルエットをキープできるのも魅力です。

また、無地のハイゲージニットは上品な印象を与えるため、デートやきちんとした場所へのお出かけにもぴったりです。

色はネイビーやグレー、ブラックなどの落ち着いたカラーを選ぶと、より洗練された印象になります。

カジュアルな普段着にはミドルゲージ

ミドルゲージニットは、1枚でも様になる程よい存在感が魅力です。

厚すぎず薄すぎない絶妙なバランスで、カジュアルな普段着として活躍します。

デニムやチノパンと合わせやすく、休日のリラックスしたスタイルにぴったりです。

ケーブル編みやアラン編みなど、編み柄が入ったデザインも多く、1枚でコーディネートのアクセントになります。

ただし、よりきれいめに着こなしたい場合は、無地のシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。

ハイゲージ・ミドルゲージのお手本コーデ例

実際のコーディネート例を見て、それぞれのニットの着こなし方をイメージしてみましょう。

ハイゲージニットを使ったジャケットスタイル

ハイゲージニットは秋冬シーズンのインナーとして大活躍してくれます。

おすすめコーデ

  • ハイゲージクルーネックニット(ネイビー)
  • テーラードジャケット(グレー)
  • スラックス(チャコール)
  • レザーシューズ

ジャケットのインナーとして着ることで、ビジネスカジュアルにも対応できる上品なスタイルが完成します。

薄手なのでジャケットの下でももたつかず、すっきりとした印象になるのがポイントです。

ミドルゲージニットで作るリラックスコーデ

カジュアルな秋冬コーデに取り入れたいミドルゲージニット。

見た目にも温かみがあり、季節感を演出できますよ。

おすすめコーデ

  • ミドルゲージクルーネックニット(ナチュラル)
  • ワイドデニムパンツ
  • スニーカー
  • トートバッグ

程よい厚みのミドルゲージニットを1枚でさらっと着ることで、こなれた大人のカジュアルスタイルが完成します。

オーバーサイズのシルエットを選べば、トレンド感もプラスできます。

ニット選びで失敗しないためのQ&A

ニット選びでよくある疑問にお答えします。

これを読めば、もう迷うことはありません。

ジャケットのインナーに最適なゲージ

ジャケットのインナーに最適なゲージは?

ハイゲージ(12ゲージ以上)がおすすめです。

薄手で滑らかな質感のハイゲージニットは、ジャケットの下でももたつきません。

ビジネスシーンでは特に、編み目が目立たない無地のハイゲージを選ぶと、きちんとした印象に。

カーディガンタイプを選べば、温度調節もしやすく便利です。

ミドルゲージでも12ゲージに近い薄めのものなら、カジュアルなジャケットスタイルに対応できます。

素材(ウール・カシミヤ)とゲージの関係は?

素材とゲージの組み合わせで、着心地が大きく変わります。

ハイゲージにはウール100%やカシミヤブレンドが相性抜群です。

細い糸で編まれているため、上質な素材の滑らかさや光沢が際立ちます。

ミドルゲージには、ウールとアクリルの混紡素材が多く使われ、程よい価格で扱いやすく、自宅で洗濯できるものも増えています。

カシミヤのハイゲージニットは薄手でも非常に暖かく、一度着ると手放せない魅力があります。

予算が許すなら、カシミヤ混のハイゲージニットを1枚持っておくと、長く愛用できるでしょう。

まとめ

ハイゲージとミドルゲージの違いを理解すれば、ニット選びがもっと楽しくなります。

ハイゲージは上品でビジネスやきれいめコーデに最適です。

ミドルゲージは汎用性が高く、カジュアルな普段着として活躍します。

それぞれの特徴を活かして、シーンに合わせたニット選びを楽しんでください。

ユニクロやGUなどのプチプラブランドでも、質の高いニットが手に入る時代です。

まずは1枚、自分のライフスタイルに合ったゲージのニットを手に取ってみてはいかがでしょうか。

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