スタンドカラーとマオカラーの違いとは?バンドカラーとの見分け方も解説

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スタンドカラーとマオカラーの違いとは?バンドカラーとの見分け方も解説

シャツやブラウスを選ぶ際、「スタンドカラー」や「マオカラー」という言葉を目にすることはありませんか?

どちらも襟が立ち上がったデザインですが、実は細かな違いがあります。この記事では、スタンドカラーとマオカラーの見分け方や、それぞれの特徴を詳しく解説します。

混同しやすいバンドカラーとの違いや、顔の形に合わせた選び方、おしゃれなコーディネート事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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一目でわかるスタンドカラーとマオカラーの3つの違い

スタンドカラーとマオカラーは、どちらも襟が立ち上がっているため混同されがちです。

しかし、襟の形状や高さ、デザインの細部には明確な違いがあります。ここでは、3つのポイントに分けて分かりやすく解説します。

違い1:襟の高さと形状

スタンドカラーは、襟が首元から立ち上がっているデザインが一般的です。

襟全体がしっかりと立ち上がるため、首元に程よいボリューム感が生まれます。

一方、マオカラーは襟が首に沿うように低めに立ち上がっており、首元にぴったりとフィットする形状が特徴で、よりすっきりとした印象になります。

違い2襟先のデザイン

スタンドカラーの襟先は、丸みを帯びていたり、やや外側に開いていたりするデザインが多く見られます。

マオカラーの襟先は、前中心で合わさるようにデザインされ、襟先が丸くカットされているのが特徴です。中国の伝統的な衣装「チャイナドレス」の襟をイメージすると分かりやすいでしょう。

違い3:由来と与える印象

スタンドカラーは、西洋のシャツスタイルから派生したデザインで、きちんと感とモダンな雰囲気を演出します。

マオカラーは、中国の毛沢東(マオ・ツォートン)が好んで着用していた人民服の襟に由来します。そのため「マオカラー」と呼ばれ、エスニックでありながら洗練された印象を与えます。

スタンドカラーとは?特徴とおすすめアイテム

スタンドカラーとは?特徴とおすすめアイテム

スタンドカラーは、幅広いシーンで活躍する万能な襟型です。

ビジネスからカジュアルまで対応できるデザイン性の高さが魅力です。

立ち上がった襟が特徴のスタンドカラー

スタンドカラーは、襟が首元から垂直に立ち上がる形状が最大の特徴です。

襟腰(えりごし)と呼ばれる部分が高く、首を包み込むようなシルエットを作り出します。襟の開き具合によって、カジュアルにもフォーマルにも着こなせる汎用性があります。

ボタンを一番上まで留めればきちんと感が出て、少し開ければ抜け感のあるスタイルに変化します。

スタンドカラーシャツ・ブラウスの魅力

スタンドカラーシャツは、首元に視線を集める効果があり、小顔効果が期待できます。

また、ネックレスなどのアクセサリーとの相性も抜群です。襟がしっかり立つため、顔周りが引き締まって見え、洗練された印象を与えます。

白シャツならオフィススタイルに、カラーシャツならカジュアルシーンにと、幅広く活躍するアイテムです。

マオカラーとは?特徴とレディースアイテム

マオカラーとは?特徴とレディースアイテム

マオカラーは、東洋的な雰囲気を持つ個性的な襟型です。

近年、ファッショントレンドとして再注目されています。

詰まった首元が特徴のマオカラー

マオカラーは、首元にぴったりと沿う低めの襟が特徴です。

襟の高さが控えめで、首のラインを美しく見せる効果があります。襟先が前中心で合わさり、隙間なく詰まったデザインになっているため、すっきりとした印象を与えます。

チャイナドレスやアジアンテイストの衣装に多く見られる襟型ですが、現代的にアレンジされたアイテムも豊富です。

マオカラーシャツ・ブラウスの魅力

マオカラーのシャツやブラウスは、他の襟型にはない独特な雰囲気が魅力です。

首元がすっきりと見えるため、首が長く見える効果があります。また、シンプルながらも存在感があり、一枚でコーディネートの主役になれるアイテムです。

リネン素材やコットン素材で作られたマオカラーブラウスは、ナチュラルで上品な印象を演出してくれます。

混同しやすいバンドカラーとの違い

スタンドカラーやマオカラーと混同されやすいのが「バンドカラー」です。

バンドカラーは、襟があまり立ち上がらず、首元に帯状の襟が一周ぐるりと付いているデザインを指します。「ノーカラー」と「シャツカラー」の中間のような形状です。

スタンドカラーやマオカラーは襟が立つのに対し、バンドカラーは襟が立たない点が最大の違いです。カジュアルな印象が強く、リラックスしたスタイリングに向いています。

ブランドやメーカーによって呼称はさまざまなので、襟が立っているバンドカラーもなかにはあります。

印象で選ぶスタンドカラーとマオカラーの使い分け

印象で選ぶスタンドカラーとマオカラーの使い分け

自分に似合う襟型を選ぶには、顔の形や与えたい印象を考慮することが大切です。

ここでは、選び方のポイントをご紹介します。

顔の形や首の長さで選ぶ

顔の形別おすすめ襟型

  • 丸顔さん:スタンドカラーがおすすめ。縦のラインが強調され、顔の丸みをカバーできます。
  • 面長さん:マオカラーやバンドカラーがおすすめ。横のラインが加わり、バランスが取れます。
  • 首が短めの方:マオカラーがおすすめ。首を長く見せる効果があります。
  • 首が長めの方:スタンドカラーがおすすめ。程よいボリューム感で首の長さを調整できます。

与えたい印象(フォーマル・カジュアル)で選ぶ

スタンドカラーは、きちんと感があり、オフィスやフォーマルシーンに適しています。

ビジネスシーンでジャケットのインナーとして着用すると、知的で洗練された印象を与えます。

マオカラーは、個性的でアーティスティックな雰囲気があり、カジュアルシーンやクリエイティブな場に向いています。リラックスした週末のお出かけや、カフェでの集まりなどにぴったりです。

おしゃれな着こなしコーディネート事例

実際のコーディネート例を参考に、スタンドカラーとマオカラーの魅力を最大限に活かしましょう。

スタンドカラーのコーディネート例

オフィススタイル

白のスタンドカラーシャツに、ネイビーのテーパードパンツを合わせたきれいめコーデ。

シンプルながらも襟の立体感が顔周りを引き立て、洗練された印象に仕上がります。足元はパンプスで女性らしさをプラスしましょう。

カジュアルスタイル

ベージュのスタンドカラーブラウスに、デニムパンツを合わせたリラックスコーデ。襟のボタンを1〜2個外して抜け感を出すのがポイントです。

マオカラーのコーディネート例

ナチュラルスタイル

リネン素材のマオカラーシャツに、ワイドパンツを合わせたナチュラルコーデ。

アースカラーでまとめると、優しく落ち着いた雰囲気になります。足元はフラットシューズやサンダルで軽やかに。

モードスタイル

黒のマオカラーブラウスに、タイトスカートを合わせたモダンなコーデ。シンプルなデザインだからこそ、素材の質感やシルエットにこだわると◎です。

まとめ

スタンドカラーとマオカラーは、どちらも襟が立ち上がったデザインですが、襟の高さや形状、由来に違いがあります。

スタンドカラーは西洋的できちんと感があり、マオカラーは東洋的で個性的な印象を与えます。バンドカラーは襟が立たない点で区別できます。

顔の形や首の長さ、与えたい印象に合わせて選ぶことで、より魅力的なコーディネートが完成します。ぜひ、自分に似合う襟型を見つけて、ファッションを楽しんでください。

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