「最近なんだか垢抜けない…」そう感じたら、それは服選びのサインかもしれません。
40代50代になると、今まで似合っていた服が急にしっくりこなくなることがあります。
体型の変化や肌の質感の変化に合わせて、服選びもアップデートする必要があるんです。
この記事では、おばさんに見えてしまう服の特徴と、素敵に年を重ねるための服選びのポイントをご紹介します。
おばさんに見える服の決定的な5つの特徴
40代50代で「おばさんっぽく見える」と感じる服には、共通する特徴があります。
これらの特徴を知っておくことで、買い物での失敗を防ぐことができますよ。
自分のワードローブを見直すきっかけにもなるでしょう。
体型隠しが逆効果になるメリハリのないチュニック
体型が気になるからとチュニックばかり着ていませんか。
実は、ゆったりしすぎたチュニックは体のラインを全て隠してしまい、かえって太って見えることがあります。
特にウエストラインが全く分からないデザインは、メリハリがなく野暮ったい印象に。
適度なゆとりは残しつつも、ウエストマークができるデザインを選ぶと良いでしょう。
前だけインするスタイリングを取り入れれば、チュニックも今っぽく着こなせます。
老け見えする全身くすんだ色合いでまとめたコーデ
茶色やグレーなどの濁った色ばかりを選んでいると、顔色までくすんで見えてしまいます。
40代50代は肌のトーンが変化する時期。
落ち着いた色が好きでも、顔周りだけは明るい色を持ってくることが大切です。
全身を暗い色でまとめるのではなく、トップスには白やパステルカラーを取り入れてみましょう。
トップス以外に白パンツや白スカートで、暗くなりがちな冬コーデに爽やかさをプラスするのも効果的。
清潔感ゼロ…ペラペラの生地や毛玉だらけの服
どんなにデザインが素敵でも、生地の質が悪いと一気におばさんっぽく見えます。
ペラペラの薄い生地や、毛玉がついた服は清潔感を損ないます。
40代50代こそ、素材の質にこだわる必要があるんです。
ウールやカシミヤ、ハリ感のある上質な生地を選ぶと、同じシンプルなデザインでも格上げされます。
お手入れも大切で、毛玉取りや適切な洗濯方法を心がけましょう。
一昔前の流行を引きずる半端丈ガウチョパンツ
2015年前後に流行した半端丈のガウチョパンツ。
当時は新鮮でしたが、今着るとどうしても古臭い印象になってしまいます。
パンツのトレンドは常に移り変わるもの。
今はワイドパンツやストレートパンツが主流で、丈感も足首が見える程度の長さが人気です。
特にデニムは、ディテールにこだわった大人のためのデザインが注目されています。
タックインやテーパードシルエットで、すっきりとした印象を目指しましょう。
上下ともダボダボで野暮ったい過度なオーバーサイズ
トレンドのオーバーサイズも、やりすぎると逆効果です。
上下ともにダボダボだと、体が埋もれて野暮ったく見えてしまいます。
オーバーサイズを取り入れるなら、上下どちらかだけにするのがポイント。
トップスがゆったりなら、ボトムスはすっきりとしたシルエットを選びましょう。
逆にワイドパンツを履くなら、トップスはコンパクトにまとめます。
このメリハリが、大人の洗練されたカジュアルスタイルを作るんです。
「痛い若作り」と「素敵な大人」の境界線
若々しく見せたいという気持ちは大切ですが、やりすぎると「痛い若作り」になってしまいます。
年齢に合った品格を保ちながら、おしゃれを楽しむバランスが重要です。
どこが境界線なのか、具体的に見ていきましょう。
膝上スカートや過度な肌見せは清潔感の欠如
40代50代で膝上丈のミニスカートは、若作りに見えてしまいがち。
肌の質感が変わってくる年代だからこそ、露出の仕方には配慮が必要です。
膝丈か膝下丈のスカートを選ぶと、エレガントな印象になります。
肌見せをするなら、デコルテや手首、足首など「3首」を意識するのがおすすめ。
鎖骨が見えるVネックや、袖をまくった抜け感が大人の色気を演出してくれます。
露出の「量」ではなく「質」を意識することが、素敵な大人への近道です。
大きなロゴやキャラ物は大人の品格を下げる要因
カジュアルなロゴTシャツも、選び方次第で印象が変わります。
大きくて派手なロゴや、子どもっぽいキャラクターものは避けた方が無難。
シンプルなロゴTシャツにジャケットを合わせるスタイルなら、大人っぽく決まります。
ロゴは小さめで洗練されたデザインを選ぶのが、上品に着こなすポイント。
全体のバランスを見ながら、品格を保つことを忘れずに。
フリルやリボン過多は顔立ちとの違和感を招く
可愛らしさを演出したくて、フリルやリボンを選ぶこともあるでしょう。
しかし、過度な装飾は年齢を重ねた顔立ちと合わず、違和感が生まれます。
大人が取り入れるなら、ポイント使いにとどめるのが賢明です。
タイシャツやボウタイシャツのように、きちんと感のあるデザインなら品良く着こなせますよ。
甘さは「ほんのり」程度に抑えることで、洗練された印象になります。
脱・おばさんを叶える即効垢抜けテクニック
ここからは、今日から実践できる垢抜けテクニックをご紹介します。
難しいことは何もなく、ちょっとした工夫で印象がガラリと変わりますよ。
毎日のコーディネートに取り入れてみてください。
手首・足首・首元を見せる「3首見せ」で抜け感を演出
「3首見せ」とは、手首・足首・首元の3か所を見せるテクニックです。
これだけで全体が軽やかになり、抜け感が生まれます。
| 部位 | 見せ方の例 |
|---|---|
| 手首 | 袖をロールアップする、7分袖を選ぶ |
| 足首 | アンクル丈のパンツ、足首が見える靴 |
| 首元 | Vネック、浅めのクルーネック |
特に首元は顔周りの印象を大きく左右します。
詰まったネックラインよりも、少し開いたデザインの方がすっきり見えますよ。
華奢なネックレスやピアスを添えれば、さらに洗練された印象に。
トップスは「前だけイン」で脚長効果とメリハリを
ウエストラインがぼやけていると、スタイルが悪く見えてしまいます。
そこで活用したいのが「前だけイン」のテクニック。
トップスの前部分だけをボトムスに入れることで、ウエスト位置が上がって見えます。
後ろは出したままなので、気になるヒップラインもカバーできて一石二鳥。
チュニックやロング丈のトップスも、このテクニックで今っぽく着こなせます。
鏡の前でバランスを見ながら、自分に合った「入れ具合」を見つけてくださいね。
顔周りには白やパステルカラーの「レフ板トップス」
写真撮影で使うレフ板のように、顔色を明るく見せてくれるのがレフ板トップスです。
白やパステルカラーのトップスを顔の近くに持ってくると、光が反射して肌が明るく見えます。
40代50代の肌のくすみをカバーしてくれる、魔法のようなテクニックなんです。
ボトムスは落ち着いた色でも、トップスだけは明るい色を選んでみましょう。
黒や茶色が多くなる秋冬コーデに爽やかさをプラスしてくれます。
顔映りが良くなるだけでなく、全体のバランスも整いますよ。
アクセサリーで「艶」を足して地味見えを回避
シンプルなコーディネートも、アクセサリー次第で華やかになります。
40代50代は肌のツヤが減ってくるので、アクセサリーで艶感を補うのが効果的。
パールやゴールド、シルバーなど、光を反射する素材がおすすめです。
小ぶりでも質の良いアクセサリーを選ぶと、品格がアップします。
| アクセサリー | 効果 |
|---|---|
| パールのピアス・ネックレス | 上品で女性らしい華やかさ |
| 華奢なゴールドチェーン | こなれ感と抜け感 |
| 大ぶりのリング | 手元に視線を集めて洗練された印象 |
つけすぎは禁物ですが、何もつけないよりも1つか2つ身につける方が垢抜けます。
顔周りのイヤリングやネックレスは特に効果的ですよ。
40代におすすめのファッションブランド
| おすすめブランド | こんなあなたに おすすめ |
|---|---|
| DoCLASSE （ドゥクラッセ） | 年齢とともに 体型や雰囲気が 変わってきた |
| quaranciel （カランシエル） | 品のあるシンプルな 着こなしが好み |
| 23区 | 通勤服や きちんと服を 探している |
| I.T.’S. international (イッツインターナショナル) | 着心地、上質感を 大事にしたい |
| UNITED ARROWS （ユナイテッド アローズ） | さりげなく トレンドを 取り入れたい |
| ROPE’ PICNIC （ロペピクニック） | ナチュラル〜 フェミニンな 服が好き |
| Pierrot （ピエロ） | プチプラで可愛い 服が欲しい |
| Classical Elf （クラシカルエルフ） | こなれ感のある カジュアルな 服が好き |
| SENSE OF PLACE （センスオブプレイス） | 今っぽい服を チェックしたい |
| ANY （エニィ） | 子育て中のママ |
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まとめ
40代50代が「おばさんっぽく見える」のは、服の選び方やスタイリングに原因があります。
体型隠しのためのダボダボの服や、濁った色ばかりのコーディネートは逆効果。
清潔感のある上質な素材を選び、トレンドを適度に取り入れることが大切です。
「3首見せ」「前だけイン」「レフ板トップス」といった簡単なテクニックで、今日から垢抜けた印象に変わります。
年齢に合った品格を保ちながら、自分らしいおしゃれを楽しんでくださいね。
