お子さまの大切な門出である入学式。
「何を着ていけばいいの？」「40代50代の私に似合うスーツは？」と悩んでいませんか？
この記事では、入学式の母親の服装選びで押さえるべきマナーから、学校別のコーデポイント、そしておすすめブランドまで詳しくご紹介します。
自信を持って入学式当日を迎えましょう。
入学式の母親の服装選び 押さえておきたいポイント・マナー
パンツスーツは体型カバーと動きやすさで40代50代にも人気
近年、入学式でパンツスーツを選ぶ母親が増えています。
動きやすさに加えて、気になる脚のラインをカバーできるのが人気の理由です。
特に下のお子さんを連れて参加する場合や、長時間の式典でも疲れにくいのが魅力。
ワイドパンツやテーパードパンツなど、シルエットの選択肢も豊富になりました。
ただし、ビジネス感が出すぎないよう、パールのネックレスやブローチなどでフェミニンさをプラスするのがポイントです。
華美にならない程度に華やかに
入学式の主役はあくまでお子さまです。
母親の服装は「控えめでありながら品のある華やかさ」を意識しましょう。
入学式はお祝いの場ですから、ベージュ、ライトグレー、ペールピンクなどの春らしい色味を取り入れると明るい雰囲気になりますね。
特にツイード素材のジャケットは上品な光沢感があり、入学式にふさわしい華やかさを演出できます。
アクセサリーはパールを基本に、コサージュやブローチで胸元を彩るとフォーマル感がアップしますよ。
ネイビー・黒も多数 インナーで明るさを演出
実は入学式でもネイビーや黒のスーツを着用する方は多くいます。
特に中学校や高校の入学式、伝統校では落ち着いた色味が好まれる傾向も。
ダークカラーを選ぶ場合は、インナーの白ブラウスで顔周りを明るく見せましょう。
コサージュを淡いピンクや白にしたり、パンプスやバッグを明るい色にしたりすることで、お祝いの場にふさわしい華やかさを出せます。
卒業式で着用したスーツを入学式に着回す場合も、小物使いで印象を変えられますよ。
膝が見える丈や全身真っ黒は老け見えの原因に
スカート丈は、立った時も座った時も膝が隠れる長さが基本マナーです。
短すぎるスカートはフォーマルな場にふさわしくなく、周囲から浮いてしまう原因に。
逆に長すぎるミモレ丈も野暮ったく見えることがあるので、ちょうど膝が隠れる程度がベストです。
また、全身真っ黒のコーディネートは喪服を連想させるためNG。
黒のスーツを着る場合は、必ずインナーやアクセサリーで明るさを取り入れましょう。
入学式でありえない服装とは？
入学式でNGとされる服装を確認しておきましょう。
| NGコーデ | 理由 |
|---|---|
| 派手な柄・原色カラー | 主役の子どもより目立ってしまう |
| カジュアルすぎる服装 | デニムやスニーカーは式典にふさわしくない |
| 黒ストッキング・タイツ | 弔事を連想させる |
| 露出の多い服装 | ノースリーブや胸元が開いた服は避ける |
| オープントゥパンプス | フォーマルな場では避けるのがマナー |
ストッキングは肌色（ベージュ）を選ぶのが基本です。
「シンプル＆フォーマル」を心がければ、失敗することはありません。
学校別に見る母親の入学式の服装ガイド
小学校はやわらかな色合いのセレモニースーツで春らしく
小学校の入学式は、和やかで明るい雰囲気が特徴です。
母親の服装も春らしい明るいカラーのセレモニースーツが定番となっています。
ベージュやライトグレー、ペールピンクなどのパステルカラーが人気。
華やかなツイードジャケットにワンピースを合わせたスタイルもおすすめです。
写真撮影の機会も多いので、顔映りの良い明るい色を選ぶと記念写真も素敵に仕上がります。
高校・中学は校風に合わせつつ定番カラーをチョイス
中学校や高校の入学式は、小学校に比べて厳粛な雰囲気になります。
そのため、母親の服装もより落ち着いたトーンが好まれる傾向に。
ネイビー、グレー、黒などのダークカラーを基調としたスーツが無難です。
ただし、伝統校や私立校では校風によって傾向が異なることも。
事前に先輩ママや学校に雰囲気を確認しておくと安心ですね。
コサージュやパールのネックレスで華やかさを添えることをお忘れなく。
大学は控えめなスーツやジャケットコーデがベター
大学の入学式では、母親の服装はより控えめなスタイルが主流です。
小中高の入学式のような明るいパステルカラーよりも、落ち着いたダークカラーが選ばれます。
シンプルなネイビーやグレーのスーツや、ジャケットを使ったコーディネートがおすすめ。
大学生の子どもに寄り添いつつも、保護者として品格のある装いを意識しましょう。
派手すぎず地味すぎない、きちんと感のあるスタイルが40代50代の大人の母親にふさわしいですね。
40代50代が輝く入学式スーツのおすすめブランド5選
23区
オンワード樫山が展開する23区は、40代50代の大人女性に絶大な支持を得ているブランドです。
上質な素材と美しいシルエットが特徴で、体型カバーしながらエレガントに見せてくれます。
スカートスーツやパンツスーツのほか、単品で着回せるジャケットもおすすめです。
小さいサイズから大きいサイズまで、幅広く展開しているので体型に合うアイテムが見つかりますよ。
Reflect（リフレクト）
ワールドが展開するReflectは、「品のある華やかさ」を叶えるブランドとして人気です。
40代の働く女性をターゲットにしており、通勤からセレモニーまで幅広く対応。
着心地の良さとシルエットの美しさにこだわったアイテムが揃っています。
サイズ展開が豊富なのも嬉しいポイントです。
PLST（プラステ）
PLSTは、シンプルで洗練されたデザインと手頃な価格が魅力のブランドです。
トレンドを取り入れながらも、長く着回せるベーシックなアイテムが充実。
セレモニー対応のセットアップは、入学式後も普段使いやオフィスで活躍します。
オンラインでも購入でき、全国の店舗で試着も可能です。
RUIRUE BOUTIQUE
RUIRUE BOUTIQUEは、30代から50代のママに支持されるパーティードレス専門ブランドです。
セレモニースーツは1万円台から2万円台が中心とリーズナブル。
ペプラムデザインやツイードジャケットなど、体型カバーできるアイテムは大人世代にぴったり。
サイズ展開も幅広く、S〜3Lまで対応しているのも嬉しいポイント。
ブラウスとパンツ、ジレとパンツなど、きちんと感とおしゃれを両立させたアイテムも多く揃っていますよ。
DoCLASSE（ドゥクラッセ）
DoCLASSEは「40代50代からさらに輝く」をコンセプトにしたブランドです。
大人世代の体型悩みを熟知したデザインで、ワンサイズ細く見える立体裁断が特徴。
セレモニースーツはベーシックながら、細部にこだわった上質な仕上がりです。
式典以外にも着回せるデザインなので、コスパ重視の方にぴったりです。
意外と見落とすアウターと小物の重要ポイント
コート：肌寒い体育館対策にトレンチやライナー付きを準備
4月とはいえ、入学式が行われる体育館は意外と冷えることがあります。
薄手のコートやジャケットを一枚持っておくと安心です。
おすすめはベージュやネイビーのトレンチコート。
フォーマルな装いにもマッチし、通勤など普段使いもできます。
ライナー付きのコートなら脱着で温度調整ができて便利。
会場によっては入口でコートを脱ぐ場合もあるので、畳んでも嵩張らない素材を選びましょう。
靴とバッグ：パンプスはヒール3-5cm、バッグはA4対応が便利
靴はヒール3〜5cm程度のシンプルなパンプスが基本です。
特に公立の小学校や中学校の場合、学校まで歩いて向かう場合も多いので、歩きやすいヒールの高さを選びましょう。
オープントゥやミュールはカジュアルな印象になるため避けてください。
バッグは小さめのハンドバッグがフォーマルですが、書類を持ち帰ることも多いので、A4サイズ対応のサブバッグがあると便利です。
色はスーツに合わせて、黒やベージュ、ネイビーなど落ち着いたカラーを選ぶとまとまります。
まとめ
入学式の母親の服装選びで大切なのは、「主役はお子さま」という意識を忘れないことです。
華やかすぎず、かといって地味すぎない「上品で控えめな華やかさ」を心がけましょう。
40代50代の方は、パンツスーツで体型カバーしつつ動きやすさを確保するのも賢い選択です。
学校の校風や式の雰囲気に合わせてカラーを選び、小物使いで印象をコントロールするのがポイント。
今回ご紹介したブランドを参考に、あなたにぴったりの一着を見つけてくださいね。
素敵な入学式の思い出になりますように。
