華やかでおしゃれな印象を与えるピンクは幅広い世代から人気のカラーです。
でも「ピンクって可愛すぎて子供っぽくなりそう」「何色と合わせればいいか分からない」と悩んでいませんか。
実はピンクは組み合わせ次第で、大人っぽくも爽やかにも着こなせる万能カラーなんです。この記事では、ピンクと相性抜群の色から、失敗しないコーディネート術まで詳しくご紹介します。
結論！まず覚えるべきピンクと相性抜群の鉄板3色
ピンクコーデを成功させるなら、まずはこの3色を押さえておきましょう。
どんなシーンでも使える万能カラーなので、初心者の方でも安心して取り入れられますよ。
清潔感あふれる万能カラー「白」
白とピンクの組み合わせは、清潔感と女性らしさを兼ね備えた王道の配色です。
ピンクのトップスに白のパンツを合わせれば、甘さを抑えた上品なスタイルが完成します。
逆に白のシャツにピンクのボトムスという組み合わせも素敵ですね。全身を明るいトーンでまとめることで、顔色も明るく見せてくれる嬉しい効果も。
春夏のカジュアルコーデから、オフィスシーンまで幅広く活用できる最強の組み合わせといえるでしょう。
コーデを引き締める王道カラー「黒」
黒とピンクの組み合わせは、甘さを抑えて大人っぽい印象に仕上げる鉄板の配色として人気です。
ピンクのワンピースに黒のジャケットを羽織れば、甘すぎないエレガントな雰囲気に。
黒のパンツやスカートにピンクのトップスを合わせると、メリハリのある洗練されたスタイルが作れます。黒の引き締め効果で、ピンクの華やかさが際立つのもポイント。
フォーマルシーンにも対応できる、大人の女性におすすめの配色です。
上品で洗練された印象の「グレー」
グレーとピンクを合わせれば上品で洗練された印象になり、こなれ感のあるスタイルが完成します。
ピンクの甘さをグレーが程よく中和してくれるので、大人っぽく着こなしたい方に最適な組み合わせ。
ライトグレーなら柔らかく優しい雰囲気に、チャコールグレーなら都会的でシックな印象になります。オフィスカジュアルからデートコーデまで、幅広いシーンで活躍してくれる配色です。
間違いなし！ピンクと合うおすすめの色
鉄板3色以外にも、ピンクと相性抜群の色はたくさんあります。
シーンや気分に合わせて、さまざまな組み合わせを楽しんでみましょう。
知的でクリーンな印象「ネイビー」
ネイビーとピンクは、知的さと女性らしさを両立できる上品な組み合わせです。
ネイビーのジャケットにピンクのブラウスを合わせれば、オフィスでも好印象なきちんとコーデに。ピンクのワンピースにネイビーのカーディガンを羽織るスタイルも素敵です。
カジュアルシーンでは、ネイビーのデニムにピンクのトップスを合わせるのがおすすめ。爽やかで清潔感のある印象を与えられるので、デートや女子会にもぴったりの配色です。
優しくナチュラルな雰囲気「ベージュ」
ベージュとピンクの組み合わせは、柔らかく温かみのある雰囲気を演出できます。
どちらも肌なじみの良い色なので、顔色を明るく見せてくれる効果も。ピンクのニットにベージュのスカートを合わせれば、女性らしい優しいコーデの完成です。
ベージュのトレンチコートにピンクのワンピースを合わせると、春らしい華やかなスタイルに。自然体でありながら洗練された印象を与えられる、大人の女性にふさわしい配色といえます。
落ち着いた大人カジュアル「ブラウン」
ブラウンとピンクを組み合わせると、季節感のある温もりをプラスできます。
特に秋冬のコーディネートにおすすめの配色です。ピンクのニットにブラウンのパンツを合わせれば、落ち着いた大人カジュアルスタイルが完成します。
チョコレートブラウンなら深みのある上品な印象に、キャメルブラウンなら明るく柔らかい雰囲気になります。ブラウンのレザーバッグや靴を小物で取り入れるだけでも、コーデに深みが増すのでおすすめです。
爽やかで清潔感のある「ブルー・水色」
ブルー系とピンクの組み合わせは、爽やかで清涼感のあるスタイルを作れます。
淡いパステルブルーとピンクなら、春夏らしい軽やかな印象に。ネイビーに近い濃いブルーなら、メリハリのある引き締まったコーデになります。
ピンクのスカートに水色のブラウスを合わせると、フェミニンながらも爽やかな雰囲気。デニムブルーとピンクの組み合わせは、カジュアルなデイリーコーデにぴったりです。
アースカラーでこなれ感「カーキ」
カーキとピンクのミリタリー×フェミニンMIXコーデは、こなれ感が漂う大人のスタイルとして注目されています。
カーキのジャケットにピンクのトップスを合わせれば、甘さと辛さのバランスが絶妙なコーデに。
ピンクの柔らかさがカーキの武骨な印象を和らげてくれるので、女性らしさをキープしながらカジュアルに着こなせます。アースカラーならではのナチュラルな雰囲気で、リラックスしたお出かけスタイルにおすすめです。
【ピンクの色味別】おしゃれ見えする色合わせ
ピンクといっても、濃淡やトーンによって相性の良い色は変わってきます。
それぞれの特徴を理解して、より洗練されたコーディネートを目指しましょう。
濃いピンク（ビビッドピンク・マゼンタ）に合う色
濃いピンクは存在感が強いので、シンプルな色と合わせるのが成功の秘訣です。
- 白：濃いピンクの華やかさを最大限に引き出す
- 黒：大胆でモードな印象に仕上がる
- グレー：都会的な洗練されたスタイルに
- ネイビー：エレガントで上品な雰囲気
濃いピンクをメインにする場合は、他のアイテムを無地のベーシックカラーでまとめましょう。小物で取り入れるなら、バッグや靴に濃いピンクを使うとアクセントになります。
薄いピンク（ベビーピンク・パステル）に合う色
パステルピンクは、柔らかく優しい印象を与えてくれます。
- ベージュ：同系色でまとめた優しいグラデーション
- グレー：甘さを抑えた上品スタイル
- 水色：春らしい爽やかな配色
- ホワイト：清潔感あふれるフェミニンコーデ
薄いピンクは肌なじみが良く、顔色を明るく見せてくれる効果も。トップスに持ってくると、レフ板効果で美肌に見えるのでおすすめです。
くすみピンク（ダスティピンク）に合う色
くすみ感が魅力のダスティピンクは、甘さを抑えつつ女性らしさを引き立てる大人カラーとして人気です。
- グレー：洗練された都会的なスタイル
- ブラウン：落ち着いた大人の雰囲気
- カーキ：トレンド感のあるこなれコーデ
- ホワイト：ナチュラルで上品な印象
くすみピンクは他の色と喧嘩しにくいので、コーディネートの幅が広がります。秋冬のニュアンスカラーとして活躍してくれますよ。
周りと差がつくおしゃれ配色テクニック
基本の配色に慣れてきたら、ワンランク上のテクニックにも挑戦してみましょう。
おしゃれ上級者に見える配色術をご紹介します。
統一感を出す同系色グラデーションコーデ
ピンクの濃淡を組み合わせたグラデーションコーデは、洗練された印象を与えます。
例えば、濃いピンクのトップスに薄いピンクのスカートを合わせると、柔らかく女性らしいスタイルに。ピンクとベージュ、ピンクとコーラルなど、温かみのある色同士の組み合わせもおすすめです。
ポイントは、トーンを統一すること。明るいトーン同士、落ち着いたトーン同士でまとめると、まとまりのある上品なコーディネートになります。
メリハリをつける反対色・補色コーデ
色相環で反対側に位置する色を組み合わせると、お互いを引き立て合う効果があります。
ピンクの補色は緑系（グリーン・ミントグリーン）なので、この組み合わせは個性的でおしゃれ。ピンクのトップスにカーキのボトムスを合わせると、甘辛ミックスの今っぽいスタイルになります。
ただし、どちらも鮮やかな色を選ぶとまとまりにくいので、片方をくすんだトーンにするのがコツ。くすみピンク×カーキ、濃いピンク×深緑など、トーンを調整すると失敗しません。
要注意！ピンクと合わせるのが難しいNG色の組み合わせ例
おしゃれなピンクコーデを作るためには、避けたい組み合わせも知っておきましょう。
鮮やかなオレンジとの組み合わせ
ピンクと鮮やかなオレンジは、どちらも主張が強いため、ぶつかり合ってしまいがち。
特にビビッドピンクとビビッドオレンジの組み合わせは、目がチカチカする印象になってしまいます。もし組み合わせたい場合は、くすみピンク×テラコッタオレンジなど、トーンを落とすのがおすすめです。
同じトーンの明るい黄色
明るいイエローとピンクの組み合わせは、子供っぽい印象になりやすいので注意が必要です。
パステルイエロー×パステルピンクは可愛らしすぎて、大人の女性には不向きな場合も。どうしても合わせたいなら、マスタードイエローなど落ち着いたトーンの黄色を選ぶか、小物で少量取り入れるにとどめましょう。
紫（パープル）との組み合わせ
ピンクと紫は色相環で近い位置にあり、似た色同士なので中途半端な印象になりがち。
特に鮮やかなピンクと鮮やかなパープルの組み合わせは、まとまりにくくなります。もし合わせる場合は、くすみピンク×ラベンダーなど、両方とも淡いトーンにするか、どちらかをアクセント程度に抑えるのがポイントです。
まとめ
ピンクは組み合わせ次第で、さまざまな表情を見せてくれる魅力的なカラーです。
まずは白・黒・グレーの鉄板3色から始めて、慣れてきたらネイビー、ベージュ、ブラウンなどの色にも挑戦してみましょう。ピンクを味方につければ、おしゃれの幅がぐっと広がります。
自分に似合うピンクの色味と、相性の良い色の組み合わせを見つけて、毎日のコーディネートを楽しんでくださいね。
