ワイドパンツは、ゆったりとしたシルエットが特徴のボトムスで、体型カバーとトレンド感を両立できる優秀アイテムです。
でも「ストレートパンツと何が違うの？」「低身長だと似合わない？」など、疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ワイドパンツの定義から他のパンツとの違い、失敗しないコーデ術まで詳しく解説します。自分に似合うワイドパンツ選びの参考にしてください。
ワイドパンツの定義をわかりやすく解説
ワイドパンツとは
ワイドパンツとは、腰から裾にかけて幅広くゆったりとしたシルエットのパンツのことです。
「ワイド（wide）」という名前の通り、脚のラインを拾わない余裕のある作りが最大の特徴といえます。
股下から裾まで太めのストンとした落ち感があり、リラックスした印象を与えてくれるのが魅力。
カジュアルからきれいめまで、幅広いスタイルに対応できる万能アイテムです。
ワイドパンツとストレートパンツの違い
ストレートパンツは、腰から裾まで直線的で一定の幅を保つデザインが特徴です。
一方、ワイドパンツはストレートよりもさらに幅が広く、よりゆとりのあるシルエットになります。
具体的には、裾幅が21cm以上あるものをワイドパンツ、それ以下をストレートパンツと分類することが多いです。
ストレートパンツがすっきりとした印象なのに対し、ワイドパンツはリラックス感と存在感のある着こなしが楽しめます。
ワイドパンツとバギーパンツの違い
バギーパンツは、ワイドパンツよりもさらにゆったりとした幅広のシルエットが特徴です。
ヒップ周りから太ももにかけてボリュームがあり、ダボっとした印象を与えます。
ワイドパンツが「適度なゆとり」なのに対し、バギーパンツは「あえて大きめ」という違いがあるのです。
ストリート系ファッションでよく見られるバギーパンツに比べ、ワイドパンツはきれいめコーデにも合わせやすい上品さがあります。
ワイドパンツとガウチョパンツの違い
ガウチョパンツは、ふくらはぎ丈の長さが特徴のワイドシルエットパンツです。
裾が足首まであるワイドパンツに対し、ガウチョパンツは七分丈から八分丈程度の長さになります。
足首が見える分、ガウチョパンツの方が軽やかで春夏向きの印象を与えてくれます。
一方、ワイドパンツはロング丈なので秋冬にも対応でき、より幅広いシーズンで活躍するアイテムといえるでしょう。
タックワイドパンツとの違い
タックワイドパンツは、ウエスト部分にタック（ひだ）が入ったワイドパンツのことです。
タックがあることで腰回りに適度な立体感が生まれ、より女性らしいシルエットになります。
通常のワイドパンツがカジュアルな印象なのに対し、タックワイドパンツはきちんと感が出るのが特徴です。
オフィスコーデやきれいめスタイルには、タック入りを選ぶとより洗練された印象に仕上がります。
ワイドパンツを履く3つのメリット
脚長効果と気になる下半身の体型カバー
ワイドパンツは、ハイウエストデザインのものが多く、脚を長く見せる効果が期待できます。
ゆったりとしたシルエットが太ももやヒップのラインを拾わないため、下半身の体型カバーにも優れているのです。
脚の形や太さを気にせず着られるので、体型にコンプレックスがある方にもおすすめできます。
縦のラインを強調してくれるため、実際よりもすらっとした印象を与えてくれるのも嬉しいポイントです。
リラックス感のある快適な履き心地
ワイドパンツは、締め付け感がなく動きやすいのが大きな魅力といえます。
スキニーパンツのように脚にフィットしないため、長時間履いても疲れにくく快適です。
座ったり歩いたりする動作がラクなので、デイリー使いやアクティブなシーンにもぴったりでしょう。
通気性も良いため、暑い季節でも蒸れにくく、一年を通して快適に着用できるのも魅力的です。
1枚でトレンド感のある着こなしが完成
ワイドパンツは、それだけでこなれた印象を演出できるトレンドアイテムです。
シンプルなトップスと合わせるだけで、おしゃれな着こなしが簡単に完成します。
流行に左右されにくいベーシックなデザインなので、長く愛用できるのも経済的といえるでしょう。
カジュアルからフォーマルまで、幅広いシーンで活躍してくれる万能さも見逃せません。
失敗しないワイドパンツの基本レディースコーデ術
タックインor短めトップスで腰回りをすっきり見せる
ワイドパンツを着る際は、腰回りをすっきりさせるのがポイントです。
トップスをタックインにしたり、短め丈のトップスを選ぶことで、腰の位置が明確になり、脚長効果が最大限に発揮されます。
ボリュームのあるボトムスに対して上半身をコンパクトにまとめると、メリハリのあるシルエットが完成。
全体のバランスが整い、だらしなく見えずスタイルアップして見える、必ず実践したいテクニックですね。
足元はスニーカーかヒールパンプスでバランス調整
足元の選び方で、ワイドパンツの印象は大きく変わります。
カジュアルに着こなしたい時は、スニーカーを合わせると軽やかな雰囲気になるでしょう。
きれいめに仕上げたい場合は、ヒールパンプスやポインテッドトゥの靴を選ぶと上品な印象に。
低身長の方は特に、少しヒールのある靴を選ぶことで、バランスが取りやすくなります。
ワイドパンツのよくある悩み解決Q&A
低身長でも似合う丈感とトップスの選び方
丈感の選び方
- 足首が見える程度の丈を選ぶと、脚がすっきり
- 床につかないギリギリの長さが理想的
- 裾が長すぎると重たい印象になるので注意
トップスのポイント
- コンパクトなトップスを選んで上半身を小さく見せると、バランスが良くなる
- ハイウエストデザインのワイドパンツなら、より脚長効果が期待できる
- ヒールのある靴と組み合わせれば、低身長でも十分にスタイルアップ
太って見えないための色と素材選びのコツ
色選びのコツ
- ダークカラー（黒、ネイビー、グレー）を選ぶと引き締まる
- 明るい色を選ぶ場合は、トップスを暗めにしてメリハリをつける
- 縦ストライプ柄なら、視覚的に縦長効果UP
素材選びのポイント
- とろみのある落ち感のある素材を選ぶと、シルエットがきれいに
- ハリのありすぎる素材は横に広がって見えるため避けた方が無難
- センタープレスの入ったものなら、縦のラインが強調されてすっきり
まとめ
ワイドパンツは、ゆったりとしたシルエットで体型カバーとトレンド感を両立できる優秀アイテムです。
ストレートパンツやバギーパンツとの違いを理解して、自分に合ったデザインを選びましょう。
トップスをタックインする、足元で印象を調整するなど、基本のコーデ術を押さえれば失敗しません。
低身長の方や体型が気になる方も、丈感や色、素材を工夫すれば、ワイドパンツを素敵に着こなせます。
ぜひこの記事を参考に、あなたらしいワイドパンツコーデを楽しんでください。
